【祝・開所1ヶ月】児童精神特化の訪問看護「ショートケーキ」が見つめる、子どもと家族のリアル
スタッフブログ

 「ショートケーキ訪問看護ステーション」が開所して、早いもので1ヶ月が経ちました...

【ご報告】「いたばしSDGsパートナー」に認定されました
運営からのお知らせ

 ケアプロのショートケーキ訪問看護ステーションは、板橋区より「いたばしSDGsパ...

【ご報告】ショートケーキ訪問看護ステーション 開所式を執り行いました
運営からのお知らせ

 皆様、こんにちは。 去る2月12日、池袋駅近くの「IKE・Biz(としま産業振...

【20代・青年期の皆様へ】途切れない支援、自分らしい自立への伴走
お役立ちコラム

1.私たちの考え  「20歳を過ぎたら、もう児童精神科の視点は必要ないのでしょう...

【スタッフ紹介】こどもたちの「こころ」に寄り添う看護を。
スタッフブログ

看護師:鳥海菜々子 皆さま、こんにちは!ショートケーキ訪問看護ステーションです。...

【リーダーインタビュー】心臓血管外科で磨いた「看る力」を、子どもたちの「伸びる力」へ。
スタッフブログ

リーダー:市川 いちご Profile 急性期病院の心臓血管外科・混合病棟にて、...

【リーダーインタビュー】高度医療のその先へ。「身体」と「こころ」、そして「学び」を支える、新しい看護の形。
スタッフブログ

リーダー:海老原昌吾 Profile 日本赤十字社医療センターにて10年間勤務。...

【副所長インタビュー】ICUから大学院、そして在宅へ。「救う医療」と「支える看護」の架け橋になりたい。
スタッフブログ

副所長:宮本 瑞希 Profile 2018年看護師免許取得。ICUにて新生児か...

【所長インタビュー】「急性期」から「地域連携」へ。医療と福祉の境界を溶かし、地域包括ケアを創造する。
スタッフブログ

所長:齋藤 透 Profile 三郷中央総合病院の循環器病棟で急性期看護に携わり...

開所式のご案内
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運営からのお知らせ

2月12日に開所式を行います ショートケーキ池袋では、開所式を行います。 児童思...

オープンチラシ
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運営からのお知らせ

地域の関係機関様からチラシのご要望がありました。 紙媒体のチラシもお届けできます...

アカデミア看護研究会での講演
運営からのお知らせ

看護職をはじめ医療にかかわる皆様が、就業継続をしながら学び続ける機会を提供するア...

【20代・青年期の皆様へ】途切れない支援、自分らしい自立への伴走
お役立ちコラム

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訪問看護でも、発達支援(=療育)が受けられることをご存じですか?
お役立ちコラム

「療育は通うもの」と思っていませんか? 発達支援(療育)というと、 そんなイメー...

初めてでも安心|訪問看護サービス開始までの流れ
お役立ちコラム

はじめて訪問看護を検討される方へ 訪問看護と聞くと、「医療的ケアが必要な人が使う...

訪問看護でできること(小学4年生〜中学1年生のお子さんへの発達支援・療育・生活支援)
お役立ちコラム

「この先、どうなっていくんだろう」 そんな不安を一人で抱えていませんか? 小学4...

訪問看護でできること(未就学〜小学3年生頃までのお子さんへの発達支援・療育)
お役立ちコラム

「このままで大丈夫なのかな」 そんな気持ちを抱えていませんか? 未就学から小学3...

生活から支援を組み立てるということ―― ショートケーキ訪問看護ステーションの支援の考え方 ――
お役立ちコラム

支援がうまくいかない理由は、「生活」と切り離されていることが多い 発達支援や子育...

WISC-5 各指標を生活場面でどう読み、どう支援につなげるか?
お役立ちコラム

はじめに|WISC-5は「数値を読む検査」ではありません WISC-5(Wech...

心理検査・WISC-5の結果をどう活かす?「分かった」で終わらせず、生活につなげるために
お役立ちコラム

「WISC-5を受けたけれど、この結果をどう使えばいいのか分からない」 WISC...

【祝・開所1ヶ月】児童精神特化の訪問看護「ショートケーキ」が見つめる、子どもと家族のリアル
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ショートケーキという名前に込めた想い
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「ココロの空腹を満たす、みんなに愛される存在になってほしい」 そんな思いからショ...

【ご報告】「いたばしSDGsパートナー」に認定されました
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【ご報告】ショートケーキ訪問看護ステーション 開所式を執り行いました
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運営規程・事業指針・苦情処理・重要事項説明書
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運営規程 事業指針 苦情処理 重要事項説明書

【ご報告】ショートケーキ訪問看護ステーション 開所式を執り行いました

 皆様、こんにちは。
 去る2月12日、池袋駅近くの「IKE・Biz(としま産業振興プラザ)」多目的ホールにて、当ステーションの開所式を執り行いました。
 当日は、日頃よりご指導いただいている地域の関係機関の皆様や、開設にあたり多大なるお力添えをいただいた方々にご出席いただき、温かい励ましのお言葉を賜りました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

開所式を振り返って

 明るく開放的な多目的ホールで行われた式典では、代表の川添より当ステーションの理念と今後の展望をお話しさせていただきました。私たちが大切にしているのは、病院の診察室だけでは見えにくい「日常生活の中での困りごと」に、医療の専門職としてどう寄り添っていくかという視点です。ご自宅という安心できる環境の中で、ご家族と一緒に歩んでいく。その決意こそが、私たちの活動の原点となる大切な想いです。

 続いて、所長の齋藤からは、スタッフの紹介と訪問看護の概要、そして実際のご利用ケースの紹介をいたしました。具体的な事例を通じることで、私たちがどのようにしてお子様やご家族をサポートしていくのか、より詳しくお伝えできたのではないかと感じております。

地域の皆様と共に歩むステーションに

 私たちは、単に看護を提供するだけでなく、地域の皆様にとって「困ったときに一番に顔が浮かぶ存在」でありたいと考えています。
 池袋というアクセスの良い拠点を活かし、この街、そして周辺地域の皆様の健やかな暮らしを支えるため、スタッフ一同、一歩ずつ誠実に歩んでまいります。
 開所したばかりの小さなステーションではございますが、一人ひとりのお子様やご家族に深く寄り添い、情熱と専門性を持って全力で取り組んでまいります。
 今後とも、ショートケーキ訪問看護ステーションをどうぞよろしくお願いいたします!

開所式の様子(アーカイブ動画)の視聴について

当日の発表内容やスタッフの想いを記録したアーカイブ動画をご用意しております。
視聴をご希望の方は、お手数ですが下記の専用フォームよりお申し込みをお願いいたします。
フォーム送信後、ご入力いただいたメールアドレス宛に、動画視聴用のURLをお送りいたします。

【動画視聴お申し込みフォームはこちら】 https://forms.gle/eAM4ofdwUbrhHrF9A

お問い合わせ・見学申し込み

【20代・青年期の皆様へ】途切れない支援、自分らしい自立への伴走

1.私たちの考え

 「20歳を過ぎたら、もう児童精神科の視点は必要ないのでしょうか?」
 私たちは、そうではないと考えます。
 20代は、学業から就労、あるいは自立に向けた「人生の移行期(トランジション)」という非常にデリケートな時期です。児童期・思春期に抱えた生きづらさや特性は、環境が大きく変わる20代こそ、専門的な理解とサポートを必要とします。
 ショートケーキ訪問看護ステーションでは、「本人の特性に合わせた環境調整」と「ご家族を含めたトータルケア」の視点を活かし、20代(青年期)の皆様への訪問看護を積極的に行っています。

2.20代の皆様に、私たちが提供できること

 大人の精神科訪問看護とは少し異なる、児童精神科のバックグラウンドを持つ看護師ならではのアプローチです。

  • 「育ちの歴史」を大切にする:

 これまでの成長過程や、過去に経験した困難を理解した上で、現在の生活を一緒に整えます。

  • 社会との「ゆるやかな」つながり:

 就労や就学を急かすのではなく、本人のエネルギーの状態に合わせたスモールステップを共に考えます。

  • 多職種・多機関とのハブ(結び目):

 医療機関だけでなく、就労移行支援、大学の学生相談室、行政窓口などと連携し、支援の輪を広げます。

3.よくあるご質問(FAQ)

Q. 20代でも「児童精神科」特化の看護を利用していいのですか?

A. はい、もちろんです。

 医療機関や行政、ご家族から「20代でも対応可能か」というお問い合わせを多くいただきますが、当ステーションでは青年期までをひと続きの支援期間と捉えています。「大人の医療に移行する前に、もう少し専門的なサポートがほしい」というニーズにしっかりとお応えします。

Q. どのような悩みで利用されていますか?

A. 以下のような方が多く利用されています。

  • 発達特性に合わせた生活リズムを整えたい
  • 対人関係の悩みや、二次障害(うつ、不安など)のケアが必要
  • 不登校からひきこもり状態にあり、社会との接点を持ちたい
  • 親御さん以外に、自分の特性を理解してくれる味方がほしい

4.医療機関・相談支援事業所の皆様へ

 「児童期の主治医から一般精神科へ転院するタイミング」や「就労に向けたステップアップの時期」など、支援が途切れやすい場面でぜひご活用ください。
 私たちは、年齢という数字で区切るのではなく、「その人が今、どのような発達課題に向き合っているか」を重視して訪問いたします。

お問い合わせ・見学申し込み

【スタッフ紹介】こどもたちの「こころ」に寄り添う看護を。

看護師:鳥海菜々子

皆さま、こんにちは!ショートケーキ訪問看護ステーションです。
本日は、2月から新しく私たちのチームに加わる、看護師の鳥海菜々子(とりうみ ななこ)さんをご紹介します!
これまで病院の小児病棟や外来、クリニック、そして重症心身障害児のケアなど、さまざまな場面でこどもたちと向き合ってきた鳥海さん。そんな彼女が、なぜ児童思春期の精神科訪問看護の道、そして「ショートケーキ」を選んだのか、その想いを聞きました。

これまでのキャリア:小児看護の専門性を磨き続けて

 私は、総合病院の小児・成人混合病棟からキャリアをスタートしました。アレルギー疾患療養指導士の資格を取得するなど、専門性を高める努力を惜しまず、その後は都内の小児科クリニックや聖路加国際病院の外来などで、より地域に近い場所での看護を経験してきました。
 直近では、レスパイトハウスでの夜勤専従として、医療的ケアが必要な重症心身障害児者のサポートにも従事。病棟から在宅に近い環境まで、一貫してこどもとその家族のケアに情熱を注いできました。

なぜ「ショートケーキ訪問看護ステーション」を選んだのか?

 入職を決めた最大の理由は、ショートケーキ訪問看護ステーションが大切にしている「小児精神科に特化した訪問看護」という役割に深く共感したからです。
 6年間の臨床経験の中で、最も大切にしてきたのは「患者さまの心の側に寄り添うこと」でした。
看護師は医師の補助だけでなく、常に変化する患者さまの心に寄り添うことが重要。こころとこころの繋がりを大切にするこの仕事に、大きなやりがいを感じています。
 病院という限られた空間ではなく、こどもたちが自分らしく過ごせる「暮らしの場」で、その子らしさを尊重しながら、未来に希望を見出せるような看護を届けたい。その想いが、ショートケーキの理念と重なり、今回の入職に繋がりました。

将来のキャリアビジョン

 今後、新しい事業所の立ち上げにも関わっていきたいと思っています。特に、自分の出身地である秋田県において、ショートケーキを展開して地域に貢献したいです。地方においては、児童思春期の精神科訪問看護は不足しているため、地方におけるロールモデルを示していければ幸いです。

鳥海さんからのメッセージ

 これまで培ってきた知識や経験を大切にしながら、ご家族やこどもたち一人ひとりに柔軟に寄り添い、私自身も成長していきたいと思っています。皆さまの生活の中で、少しでも安心を届けられる存在になれるよう努めます。どうぞよろしくお願いいたします!

新しい仲間が増え、より一層充実したケアをお届けできるよう、スタッフ一同邁進してまいります。
今後とも、ショートケーキ訪問看護ステーションをよろしくお願いいたします!

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【リーダーインタビュー】心臓血管外科で磨いた「看る力」を、子どもたちの「伸びる力」へ。

リーダー:市川 いちご

Profile

急性期病院の心臓血管外科・混合病棟にて、術後管理や人工呼吸器管理、創傷処置など高度な臨床経験を積む。その後、訪問看護ステーションへ転職し、精神科看護や発達障害児の療育に従事。急性期のアセスメント能力と、在宅での柔軟な支援力を武器に、児童発達支援・医療的ケア児支援のスペシャリストを目指して入職。

Introduction

ショートケーキ訪問看護ステーションの「現場の柱」として活躍が期待される、市川いちごの紹介記事です。市川は「高度な急性期スキル×療育の視点」を持つスペシャリストです。

Q. 「心臓血管外科」から「訪問看護」、そして「児童精神」へ。これまでの歩みを教えてください。

データの裏にある「生活」を支えたくて、地域へ飛び出しました。

 看護師としてのスタートは、心臓血管外科でした。そこは、術後の厳密な管理が求められる現場です。モニターの数値や検査データ、呼吸器の設定……ほんの少しの変化も見逃せない環境で、「今、体の中で何が起きているか」を論理的に考えるアセスメント力を徹底的に叩き込まれました。
 やりがいはありましたが、退院していく患者様を見送るたびに「この後、お家でどう過ごされるんだろう?」という思いが強くなりました。
 そこで訪問看護の世界へ飛び込み、成人のケアだけでなく、発達障害を持つお子さんの療育や医療的ケアにも携わりました。そこで、「医療的な管理だけでなく、その子の『できること』を見つけて伸ばす喜び」を知り、これこそが私のやりたい看護だと確信しました。

Q. 市川さんが大切にしている「看護の視点」とは?

「小さなサイン」をキャッチする観察力と、「その人らしさ」への敬意です。

 特に言葉で訴えるのが難しい障害児の支援において、急性期時代に培った「観察力」が非常に役立っています。わずかな変化を察知し、迅速に医師と連携する。このベースがあるからこそ、安心して在宅生活を支えられると自負しています。
 一方で、訪問看護は「生活の場」にお邪魔する仕事です。ご本人やご家族が大切にしている暮らしのリズムや価値観を尊重することを心がけています。
 訪問看護の現場では、看護師としてだけでなく「人として」どう関わるかを深く考えさせられます。子どもたち一人ひとりの個性に合わせ、工夫しながら関わることで、昨日できなかったことが今日できるようになる。その成長をご家族と一緒に喜べることが一番の幸せですね。

Q. これからショートケーキ訪問看護ステーションで実現したいことは?

医療と療育の両輪で、子どもと家族の「未来」を創りたい。

 ショートケーキでは、これまでの経験を総動員して、「児童発達」に特化した訪問看護を実践していきたいです。
 子どもたちは、地域の中で健やかに成長していけます。そのためには、医療的サポートはもちろん、年齢や発達段階に応じた「遊び」や「連携」の工夫が欠かせません。
 ご家族の不安に寄り添いながら、お子さんが持つ無限の可能性を一緒に引き出していく。そんな「育ちを支えるパートナー」として、地域で信頼される存在になりたいと思っています。

未来の仲間へのメッセージ

 児童思春期の精神科訪問看護は、医療的なスキルだけでなく、子どもたちと一緒に楽しむ心や、ご家族との信頼関係づくりが大切な分野です。
 「急性期での経験を活かしたいけれど、在宅は不安」という方もいるかもしれません。でも大丈夫です。病院で培った「看る力」は、在宅でこそ真価を発揮します。
 私たちと一緒に、子どもたちの「できた!」という笑顔を増やしていきませんか?

この記事は、下記の方々にぜひお読みいただきたいと思って作成しました

  • 「急性期病棟経験」と「訪問看護経験」を生かしたい方
  • 若手でリーダーを目指したい方
    • 現場での観察、アセスメント、利用者への密着支援(ボトムアップ的視点)を大切にしている方
    • 若手ではあるものの、リーダーを目指して、「組織力も現場力も高めたい」という方

ショートケーキにご関心を持たれた、看護師やセラピストの方は、ぜひ採用ページからお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ・見学申し込み

【リーダーインタビュー】高度医療のその先へ。「身体」と「こころ」、そして「学び」を支える、新しい看護の形。

リーダー:海老原昌吾

Profile

日本赤十字社医療センターにて10年間勤務。血液内科、脳神経外科・神経内科等で、化学療法、移植、終末期ケア、難病看護に従事。在職中に公認心理師、パーキンソン病療養指導士、臨床輸血看護師を取得するなど、飽くなき探究心を持つ。現在は放送大学で福祉を学びつつ、学習障害児支援のNPO法人監事も務める。医療・心理・福祉の3つの視点を持つ「ジェネラリスト」としてチームを牽引する。

Introduction

ショートケーキ訪問看護ステーションのリーダーとして、チームを牽引する海老原さんの紹介記事です。「日赤医療センター10年の高度な臨床経験」に加え、「公認心理師」「パーキンソン病療養指導士」といった専門資格、さらに「NPOでの学習支援」という、医療・心理・福祉を横断する専門性があります。「高度医療と心理支援を統合するスペシャリスト・リーダー」として、スタッフにとって「頼れる相談役」であり「目標となる先輩」です。

Q. 「日赤医療センター10年」のキャリアを経て、なぜ今、訪問看護へ?

「専門性」と「寄り添い」の両方が、人の生活を支えると知ったから。

 これまでは高度急性期病院で、白血病などの血液疾患や、パーキンソン病などの神経難病と闘う患者様と向き合ってきました。化学療法や移植、輸血といった高度な医療処置はもちろん重要です。しかし、長い闘病生活や終末期において、患者様の表情がふっと和らぐのは、私たちが「一人の人」として心から寄り添い、声をかけた瞬間でした。
 「高度な医療的判断」と「心理的な安心感」。この両輪があって初めて、人はその人らしく生きられる。そう痛感し、働きながら公認心理師の資格を取得しました。病院という枠を超え、生活の場でこの「全人的なケア」を実践したい。その思いが、訪問看護への挑戦につながりました。

Q. 多くの専門資格をお持ちですが、現場でどう活かされていますか?

難病ケアから学習支援まで。多角的な視点で「安心」をつくります。

 例えば、「日本パーキンソン病療養指導士」としての知識は、在宅での生活動作の指導に直結します。進行性の難病であっても、環境や関わり方一つで、ご自宅で穏やかに過ごせる時間は増やせます。
 また、「公認心理師」の視点は、患者様ご本人だけでなく、ご家族のメンタルサポートや、発達に課題を抱えるお子さんへの関わりにも活きています。現在はNPO法人で学習障害児の支援にも携わっており、単に病気を診るだけでなく、「学び」や「社会参加」まで含めた広い視野で、ご利用者様の人生をサポートできるのが私の強みです。

Q. リーダーとして、どのようなチームを作っていきたいですか?

「小さな声」に耳を傾け、学び続けるチームでありたい。

 私が大切にしているのは、「小さな声にも耳を傾けること」です。それはご利用者様の声なき声はもちろん、一緒に働くスタッフの声も同じです。
 高度な医療ケアや看取り、小児の支援など、訪問看護の現場では判断に迷うこともあります。そんな時、私の経験や知識をフル活用して、スタッフが安心してケアにあたれるようバックアップします。 
 私は専門書(臨床輸血看護)の執筆に参加したり、今も大学で福祉を学んだりと、学びを継続することが大切だと思っています。ショートケーキ訪問看護ステーションも、互いに知識を共有し、「昨日より良いケア」を追求できる、知的好奇心にあふれたチームにしていきたいですね。

未来の仲間へのメッセージ

 看護師経験を重ねる中で、「もっと専門性を高めたいけれど、何を極めればいいかわからない」「医療だけでなく、心理や福祉にも興味がある」と迷っている方はいませんか?
 ここには、多様な背景を持つ仲間と、それぞれの専門性を活かせるフィールドがあります。一緒に学び、悩み、そしてご利用者様の「安心して暮らせる環境」を一緒につくっていきましょう。

この記事は、下記の方々にぜひお読みいただきたいと思って作成しました

  1. 急性期病院の中堅層の中で新たな挑戦をしたい方
  2. 「公認心理師」を持っている、または、持つことに関心のある看護師やセラピスト
    • 心理の国家資格を持って、差別化したキャリアを歩みたい方
    • 精神科訪問看護や小児・発達支援に関心があり、「メンタルケアのエビデンスがある職場」で働きたい方
  3. 「学び続ける姿勢」の高い方
    • 資格取得や進学、NPO活動などの多様な学びを続けたい方
    • 学習意欲が高く、キャリアアップを目指す人

ショートケーキにご関心を持たれた、看護師やセラピストの方は、ぜひ採用ページからお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ・見学申し込み

【副所長インタビュー】ICUから大学院、そして在宅へ。「救う医療」と「支える看護」の架け橋になりたい。

副所長:宮本 瑞希

Profile

2018年看護師免許取得。ICUにて新生児から高齢者まで幅広い集中治療看護に従事し、COVID-19対応や新病棟の立ち上げ、教育担当を経験。その後、大学院にて精神保健看護学を専攻。精神科長期入院患者の退院支援・地域生活に関する質的研究に取り組む。インタビューを通じて当事者の語りに丁寧に耳を傾け、その人がどのように生きてきたかを尊重しながら研究を行う。臨床と研究の知見を融合させ、児童精神領域のケア発展を目指し、ショートケーキ訪問看護ステーション副所長に就任。

Introduction

今回、ショートケーキ訪問看護ステーションの副所長に就任する宮本を紹介します。日本赤十字社医療センターICUでの高度救命医療の経験と、日本赤十字看護大学大学院での精神保健看護学の研究という「臨床×アカデミック」の稀有なキャリアを持つ宮本。宮本の「命を救う現場」から「当事者の語りを丁寧に捉えた研究」、そして「児童精神領域への挑戦」というストーリーが、多くの方の心に響けば幸いです。

Q. これまでのキャリアと、訪問看護へ進んだきっかけを教えてください。

「命」だけでなく「その人らしい生活」に向き合いたかった。

 これまでは、ICU(集中治療室)という、まさに「命の瀬戸際」にある現場で看護をしてきました。新生児からご高齢の方まで、ECMOなどの高度医療機器を扱う日々は、緊張感とともに大きなやりがいがありました。また、コロナ禍での病棟立ち上げなど、組織を一から作る経験もさせていただきました。

 しかし急性期の現場で多くの患者様を看る中で、自然と 「看護とは何に向き合う仕事なのか」 を深く考えるようになりました。命が助かったそのあと、その人はどんな人生を歩んでいくのか。その問いが、自分の中で徐々に大きくなっていきました。

 その答えを探るため大学院へ進学し、精神科病棟に長く入院されていた方々へのインタビュー研究を行いました。「退院すること」とは何か、「地域で生きる」とはどういうことか。当事者の切実な声に耳を傾ける中で、私は “地域で、その人らしく生きることを支える看護” に向き合いたいと感じるようになりました。それこそが今の自分に求められている使命だと確信し、訪問看護の世界へ飛び込みました。

Q. ショートケーキ訪問看護ステーションで挑戦したいことは?

まだ発展途上の「児童精神領域」で、新しいケアのモデルを作りたい。

 特に力を入れたいのが、児童精神領域(子どものこころのケア)です。

 ICUで小さなお子さんの看護に関わった経験と、大学院での精神保健の知識を掛け合わせることで、この分野に貢献できると考えています。

 現在、地域における子どもの精神科ケアは、まだまだ受け皿もノウハウも不足しているのが現状です。だからこそ、訪問看護としてできる支援を丁寧に積み上げ、実践に根ざしたケアプログラムをつくりたいと思っています。

 大切にしたいのは、教科書通りの支援ではなく、実際に地域で暮らす子どもたちやご家族の声に耳を傾けること。その語りを出発点にしながら、根拠に基づくケアをスタッフ全員で形にしていきたいと考えています。

Q. 副所長として、どのようなステーションを作っていきたいですか?

「学び」が「自信」に変わる。看護師自身も成長できる場所へ。

 看護師が利用者様に質の高いケアを提供し続けるためには、看護師自身が安心して働け、迷ったときに立ち止まれる環境が欠かせません。

 これまでのプリセプター経験や組織運営の経験を活かし、単に「業務をこなす」のではなく、「なぜそのケアが必要なのか」を言語化できるような教育体制を整えていきます。特に訪問看護未経験の方や、精神科領域に不安がある方でも、エビデンスに基づいた教育サポートがあれば、必ず自信を持って訪問できるようになります。

 また、「研究」というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、私が大切にしているのは、日々の実践を丁寧に振り返り、次のケアにつなげる視点です。これは誰にでもできる看護であり、実践の質を確実に高めていく方法だと思っています。スタッフ一人ひとりの気づきを大切にし、全員でより良いステーションを作っていける、そんな風通しの良い組織を目指しています。


未来の仲間へのメッセージ

 ショートケーキ訪問看護ステーションは、これから新しいフェーズに入ります。

 急性期での身体管理スキルがある方、精神科での対話スキルがある方、あるいは「もっと利用者さんとじっくり関わりたい」と思っている方。その想いを、ぜひここで形にしてください。

 私たちが目指すのは、「臨床と研究」「身体とこころ」をつなぎながら、利用者様にとって本当に意味のある支援を積み重ねていく、新しい訪問看護の形です。

 一人では難しいことも、チームで向き合えば必ず前に進めます。

 ともに悩み、考え、楽しみながら、地域で暮らす方々の「生きる」を丁寧に支えていきませんか?


この記事は、下記の方々にぜひお読みいただきたいと思って作成しました

  • こんな看護師やセラピストの方:
    • ICU/急性期出身者で児童思春期の精神科訪問看護にチャレンジを検討している方へ: 高度なスキルが無駄にならず、さらに深められます
    • 精神科・訪問看護未経験者へ: 「教育体制・エビデンスに基づく指導」がショートケーキにはあります
    • キャリアアップ志向層へ: 「プログラム開発」「組織づくり」を一緒に取り組めます
  • 「ショートケーキ」の内情を知りたい方:
    • ステーション名の可愛らしさに対し、宮本(ICU、大学院、プログラム開発)のように「プロフェッショナルな質の高さ」を持つスタッフが多く、内情を知っていただけるはずです

ショートケーキにご関心を持たれた、看護師やセラピストの方は、ぜひ採用ページからお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ・見学申し込み

【所長インタビュー】「急性期」から「地域連携」へ。医療と福祉の境界を溶かし、地域包括ケアを創造する。

所長:齋藤 透

Profile

三郷中央総合病院の循環器病棟で急性期看護に携わり、退院後の生活支援の重要性を痛感したことを契機に訪問看護へ。事業所の立ち上げや管理運営を通して、発達障害のある子どもと家族支援の実践に深く向き合ってきた。現在は日本赤十字看護大学大学院で在宅看護専門看護師(CNS)を目指し、学童期の発達の子どもと家族の支援をテーマに研究を進めている。自閉スペクトラム研究大会や在宅看護学会での発表、書籍執筆など、臨床知を体系化し発信する活動にも注力。板橋区全事業所連絡会役員や訪問看護ステーション所長会代表幹事、板橋区地域ケア会議運営委員会などの経験を経て、多職種・行政連携を牽引し、地域包括ケアの実装に取り組んでいる。

Introduction

ショートケーキ訪問看護ステーションの所長・齋藤は、急性期の循環器看護、訪問看護ステーションの立ち上げや管理運営、そして地域看護の中核としての役割など、多彩な経験を積んできた看護師だ。その根底にあるのは、いつも変わらず 「目の前の人の困りごとに、まっすぐ寄り添いたい」 という思い。本記事では、齋藤が訪問看護を選んだ理由、発達障害児支援に深く向き合うようになった原点、地域での活動、そしてショートケーキ訪問看護ステーションに込めた想いを紐解いていく。やさしい語り口の奥にある、静かな熱と確かな信念を感じてほしい。

Q. 看護師として歩んできた中で、訪問看護を選んだ理由は何ですか?

子どもと家族のありのままに寄り添う訪問看護を。

 実は、私には先天性心疾患(ファロー四徴症)の弟がいます。小さい頃から母が弟のために病院を探し回る姿を見て育ちました。その経験があり、「家で暮らしたいと願う弟を自分の手で支えたい」という気持ちから循環器病棟を選びました。
 急性期の現場は刺激的で学びが多い一方で、退院していく患者さんの背中を見送りながら、「この先の生活はどうなるんだろう」という思いがいつも残りました。もっとゆっくり、その人の人生に寄り添いたかった。
 ちょうどその頃、訪問看護で働く先輩が「訪問看護って本当に楽しいよ」と笑顔で話してくれたんです。その言葉が私の背中を押し、訪問看護という新しい世界へ踏み出しました。

Q. 発達障害のある子どもと家族の支援に深く向き合うようになったきっかけは?

その電話の向こうに、かつての自分の家族を見た。

 訪問看護に転身して間もない頃、初めて発達障害のある小学生とそのお母さんから相談を受けました。
「病院で、小学5年生だからリハビリは終わりと言われてしまった」
「放デイにも馴染めず、家で支援してくれるところを探して何十件も電話してきた」

 必死に声を振り絞るお母さんの姿に、私は自分の母を重ねました。弟の病院を探し回っていた母と、同じ熱量と不安を感じたのです。そのとき私は、正直にこう思いました。子どもの発達支援の経験はまだ少ない。でも、この家族の力になりたい。そしてお母さんに伝えました。
「経験は多くないですが、大人の発達障害の方の支援経験はあります。大人になるまで一緒に頑張らせてください」
 その言葉に「お願いします」と涙ぐんでくれたお母さんの姿は、今でも忘れられません。 支援が始まってからは、経験のある先輩や仲間に何度も相談し、必死に学び続けました。
 この出会いが、私にとって “発達障害児支援に向き合う覚悟” を決定づけた瞬間でした。

Q. 大学院での研究に進んだのは、その経験が背景にあるのですね。

現場のなぜに向き合うために、学びの道を選びました。

 はい。
 発達障害のある学童期の子どもとその家族を支える仕事は、医療・福祉・教育が複雑に交わる領域です。「誰が、どこまで、どう支援するか」が曖昧なため、支援が届きにくくなってしまうこともあります。

 だからこそ、私は在宅看護専門看護師(CNS)を目指し、大学院で 「学童期発達障害児と養育者への訪問看護実践」 を研究しています。 現場で感じた違和感を言語化し、再現性のある支援に変えていく。

 そのために、実践と研究の往復は欠かせないと感じています。

Q. 地域での連携にも積極的に取り組んでいますね。

支援は点ではなく、地域という面で届けたい。

 私は訪問看護ではなく 「地域看護」 をしていると思っています。訪問看護は30〜60分の点ですが、利用者さんの生活は24時間続いている。

 支援は、その人の生活全体・地域全体を見て初めて成立します。子どもの場合、家より学校で過ごす時間が圧倒的に長い。

 ならば、学校の先生や友達へ発達特性の理解を届けることも地域看護です。仕組みを広げることで、支援からこぼれ落ちる子を減らすことができます。

 また、私は災害看護にも関心があり、「顔の見える関係があれば、災害時に人を助けられる」 という思いから、地域の居酒屋さん・和菓子屋さん・せんべい屋さんなどに足繁く通っています。消防団にも加入し、日頃から地域の人たちとつながるようにしています。

 地域の人を「支援対象」としてではなく 同じ地域で暮らす仲間として関係をつくること。 これが、私の地域看護の原点です。

Q. ショートケーキ訪問看護ステーションは、どんな場所を目指していますか?

その家族だけの 特別なケーキ”を、一緒につくる場所。

 私が思い描いているのは、“オーダーメイドのケーキをつくるパティシエが集まる場所” です。
 子どもと家族には、一人ひとり異なる背景や強み、苦手があります。だからこそ、その子と家族の話をじっくり聞いて、「その家族だけのケーキ」 をつくるように、オーダーメイドの支援を届けたい。

 ただ、主役はあくまで子どもと家族。私たちはパティシエであり、ケーキを囲む家族の笑顔をそっと支える存在です。

 子どもが「できた!」と笑えること、家族が「ひとりじゃなかった」と思えること。

 その小さな瞬間を積み重ねていけるステーションにしたいと思っています。

ご家族と、これから働く仲間へメッセージ

ご家族へ。

 子育てには、見えない努力や言葉にできない葛藤がたくさんあります。
 今日まで本当によく頑張ってこられました。その歩みを私は心から尊敬しています。
 支援は子どもだけにあるのではなく、親御さんにも必要です。
 どうか、ひとりで抱え込まず、私たちに一緒に悩ませてください。

仲間になる皆さんへ。

 訪問看護で何より大切なのは、知識や技術よりも熱量 だと思っています。
「困っている人が目の前にいたら助けたい」その気持ちがあれば、必ず成長できます。
 ここは、一緒に学び、一緒に笑い、一緒に挑戦できる場所です。
 そしていつか、日本中の子どもと親の笑顔を、仲間として一緒につくれたらうれしいです。

この記事は、下記の方々にぜひお読みいただきたいと思って作成しました

  1. 児童思春期の精神科訪問看護の所長を目指している方
  2. 社会的に影響力の大きい仕事がしたい方

ショートケーキにご関心を持たれた、看護師やセラピストの方は、ぜひ採用ページからお気軽にご連絡ください。

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