【20代・青年期の皆様へ】途切れない支援、自分らしい自立への伴走
1.私たちの考え
「20歳を過ぎたら、もう児童精神科の視点は必要ないのでしょうか?」
私たちは、そうではないと考えます。
20代は、学業から就労、あるいは自立に向けた「人生の移行期(トランジション)」という非常にデリケートな時期です。児童期・思春期に抱えた生きづらさや特性は、環境が大きく変わる20代こそ、専門的な理解とサポートを必要とします。
ショートケーキ訪問看護ステーションでは、「本人の特性に合わせた環境調整」と「ご家族を含めたトータルケア」の視点を活かし、20代(青年期)の皆様への訪問看護を積極的に行っています。
2.20代の皆様に、私たちが提供できること
大人の精神科訪問看護とは少し異なる、児童精神科のバックグラウンドを持つ看護師ならではのアプローチです。
- 「育ちの歴史」を大切にする:
これまでの成長過程や、過去に経験した困難を理解した上で、現在の生活を一緒に整えます。
- 社会との「ゆるやかな」つながり:
就労や就学を急かすのではなく、本人のエネルギーの状態に合わせたスモールステップを共に考えます。
- 多職種・多機関とのハブ(結び目):
医療機関だけでなく、就労移行支援、大学の学生相談室、行政窓口などと連携し、支援の輪を広げます。
3.よくあるご質問(FAQ)
Q. 20代でも「児童精神科」特化の看護を利用していいのですか?
A. はい、もちろんです。
医療機関や行政、ご家族から「20代でも対応可能か」というお問い合わせを多くいただきますが、当ステーションでは青年期までをひと続きの支援期間と捉えています。「大人の医療に移行する前に、もう少し専門的なサポートがほしい」というニーズにしっかりとお応えします。
Q. どのような悩みで利用されていますか?
A. 以下のような方が多く利用されています。
- 発達特性に合わせた生活リズムを整えたい
- 対人関係の悩みや、二次障害(うつ、不安など)のケアが必要
- 不登校からひきこもり状態にあり、社会との接点を持ちたい
- 親御さん以外に、自分の特性を理解してくれる味方がほしい
4.医療機関・相談支援事業所の皆様へ
「児童期の主治医から一般精神科へ転院するタイミング」や「就労に向けたステップアップの時期」など、支援が途切れやすい場面でぜひご活用ください。
私たちは、年齢という数字で区切るのではなく、「その人が今、どのような発達課題に向き合っているか」を重視して訪問いたします。
